【愛用品備忘録Vol.4】USMA CREW SWEAT SHIRTS (スウェットシャツ)
こんにちは。Daisukeです。
今回は愛用品紹介Vol.4です。
今回は、私が大好きなグレーのスウェットシャツのご紹介です。
普遍的でいつの時代もカジュアルファッションを牽引する存在ですよね。
ポール・ニューマンのこの着こなしが私としては最高です。
引用元:https://therakejapan.com/special/how-to-wear-white-trousers/
もちろんモデルとロケーションによる補正もあると思います。
でもやはり、ワントーンでまとめ、スウェットシャツはジャストのサイズ感を選びつつも太いアームホールがラフさを少しだけ醸し出し、足元は少し汚れたスニーカーで外しつつもパンツの絶妙な丈と白ソックスを合わせて、どことなくきれいにまとめられているバランスが何とも言えないです。
にしてもポール・ニューマン本当にかっこいですね。
さて、今回ご紹介するアイテムは、こちら!!
「USMA CREW SWEAT SHIRTS (スウェットシャツ)」
購入場所
『Pigsty アメ村店』
以前にもお話ししましたが、RING JACKETの店員さんからお聞きして行ったのが通い始めたきっかけです。
入荷日当日に一目惚れして購入しました。
購入の経緯
私自身、実はこれ以外にロゴ入り、プリント入りのアイテムは一切持っていません。
あ、でもラコステのワンポイントロゴだけは例外です。
なぜこのバックプリントが印象的なアイテムに飛びついたかというと、キレイ目で無地のアイテムが中心だったワードローブに遊びが欲しくなったからです。
クラシックでベーシックなアイテムが好きではあったのですが、やはりギミックのきいたアイテム、独創的なアイデアにあふれたアイテム、ストーリ性のあるアイテムを着た時の高揚感を味わいたくなったんですよね。
例えば、Lacoste(ラコステ)の L1212、 L1313やJohn Smedley(ジョンスメドレー )のISIS、DORSETは毎年買い足すような定番で大好きなアイテムです。
しかし、買って家に帰って一人ファッションショーとはなりません。
絶対的に良いことが分かっているからです。
ただこのアイテムは、後でご説明しますがストーリー性があり、なんといってもインパクト抜群のロゴがあり、少し着こなしを考えさせられる危うさがたまらないんですよね。
だからこそ、家に帰って一人ファッションショーで想像を膨らませて、着こなしを考える。
この楽しみ、ワクワク感をどこか忘れていたような気がします。
服に興味を持ち始めた大学生のころの気持ちを思い出しました。
アイテムの特徴
ディテールはこんな感じ。
購入のポイント
①インパクトがあってデザイン・配色の良い可愛いロゴ
②ディテールのデザインとしての良さ(ラグランスリーブ、脇ガゼット)
③裄丈が十分にあり、着丈が短すぎない絶妙なサイズ感
④アイテムのストーリ性
ポイント解説
②ディテールのデザインとしての良さ(ラグランスリーブ、脇ガゼット)
好みは人それぞれですが、私としては「スウェットシャツ」は、その起源からスポーティーさ、軽快さを醸し出すアイテムとして使いたいと考えています。
ラグランスリーブ、脇ガゼットは、それにマッチするディテールです。
もちろんフリーダムスリーブやVガゼットなど、他にもそれを示すディテールはありますが、そのアイテムは既に持っているので、今回は持っていないという点も考慮し、これに惹かれました。
以前にも書きましたが、私自身肩幅が結構あるので、単純にラグランは使いやすいというのもポイントです。
あと、なんとなくVガゼットが入るものより街に馴染む気がするんですよね。
こてこてしすぎず、それでいてセットイン+Vガゼットなしのものより少し上品な感じ。
ミリタリーの要素もありながら、ボート競技の要素も入っているので、何となくクラススポーツを感じるとういか。。。
完全に自己解釈ですが、ちょっと上品に着たくなります。
まあVガゼット入りも持っているので、気分によって使い分けたいと思います。
ちなみに、ラングランスリーブについては、こちらの記事で言及していますので、気になる方はご覧ください。
④アイテムのストーリ性
見てのとおり、胸元に「USMA」のロゴが入っています。
「USMA」とは「United States Military Academy=アメリカの陸軍士官学校」を指します。
ニューヨーク州ウェストポイントにあるアメリカで最も古い士官学校。
その地名から、アメリカではウェストポイントと呼ばれています。
古着好きの間では「USMA」のリバースウィーブは、ボディ-やリブの生地、前Vガゼットなどの特別なディテールが採用されていることから人気を集めていますよね。
ただ、このアイテムは、その「USMA」の中でも「CREW」つまり、ボート部員用のスウェットなんです。
古着屋で見たことがないのも当然ですよね。
調べてみると「Army West Point Crew Team」というチームで、1986年から今に至るまで全米の大学のボート競技で陸軍士官学校を代表してきたそうです。
今でもホームページやFacebookなどで活動を見ることができるので、勝手に応援したくなっちゃいますよね。
寒い時期はこれを着てクラブハウスで過ごしていたのかな。。。
ハドソン川で練習に励んでいたんだろうな。。。
なんて考えてしまいます。
まあ、こんな感じでこのアイテムの背景が見えると面白く、それを理解することで愛着に深みが出てくるんですよね。
取り入れ方
シンプルにこんな感じ。
やっぱり、リーバイスのジャケットと合わせたい。
その分、パンツはきれいなもので合わせてみました。
ただ、昔のラルフローレンのチノを彷彿とさせる2インタックと都会にもなじむテーパッドシルエットを合わせ持ったBARNSTORMER(バーンストーマー)のパンツを選ぶことで、上半身の雰囲気をうまく中和させてくれます。
スニーカーは、きれいにまとめるために白スニーカを合わせたいです。
足元の印象は重要ですからね。
ポール・ニューマンの着こなしガン無視ですみません笑
jacket:LEVI'S (リーバイス)
sweat shirts :USMA CREW
bottom:BARNSTORMER(バーンストーマー)
まとめ
プリントロゴ入りのスウェットは本当に一期一会だと思います。
そしてそのプリントには何かしらの背景が必ずあります。
ロゴのデザインも重要ですが、ストーリ性に注目して選んでみるのも楽しいですよ。
古着屋に行った際はぜひ探してみてください。
私個人的には、購入前にはそのロゴの概要を調べ、家に帰ってから徹底的に調べ上げるのがおすすめです。
おいしいものは最後に食べる派なんです。
それでは!
【愛用品備忘録Vol.3】60's Health knit(ヘルスニット) スウェットプルオーバーフーディー
こんにちは。Daisukeです。
今回は愛用品紹介Vol.3です。
ちょうどこの時期に着たくなるフーディーのご紹介です。
ちなみに、「フ-ディー」とは、「フード付きのスウェット」を意味し、正式には「 Hooded Sweatshirt (フーデッドスウェットシャツ) 」と表現します。
それでは、「パーカー」は?というと、「アザラシやトナカイなどの毛皮で作ったフード付きの防寒着」を意味します。
まあ、あくまで語源としての話ですので、実際に欧米ではフード付きの防寒着としての意味合いが強いようです。
日本では、そのあたりの区別があいまいですね。
もう少し深堀して...「スウェット」とは、表裏のある二重構造の生地であり、表側は「平編み」、裏側は「パイル編み」、もしくは、それを起毛させた「裏起毛」となっているものを指します。
素材は吸汗性の高いコットンが基本ですが、さらに速乾性と耐久性を加えるためにポリエステルを混紡したものもよく見られます。
確か、最近のユニクロのパーカで、フード部分だけポリエステルが混紡された生地を採用していたものがあったと思いますが、おそらく洗濯時に乾きやすいように工夫したものと思われます。
また、裏面がパイル地であれば吸汗性が増すので春夏向け、裏起毛であれば保温性が増すので秋冬向けといったところでしょうか。
まあ、オールシーズン通して使える万能生地ですね。
そんなことはさておき、アイテムのご紹介です。
「60's Health knit(ヘルスニット) スウェットプルオーバーフーディー」
購入場所
『Pigsty アメ村店』
RING JACKETの店員さんからお聞きして行ったのが通い始めたきっかけです。
今は、自宅から近いということもあるのですが、週末の商品入荷日は必ずと言ってよいほど行っていて、毎回何かしら購入しています笑
商品のが入荷頻度が高く、品ぞろえも圧巻で、「大阪でアメリカ古着を探すなら
Pigsty」といっても過言ではないのではないでしょうか。
そんな人気店なら値付けも割高なんでしょ?と思う方もいらっしゃいますが、本当に良心的な価格でいつもびっくりしてしまいます。
ちなみに、大阪に観光でいらっしゃる方にご説明すると、古着のメッカといえば、東京は高円寺周辺、大阪はアメ村周辺といったところでしょうか。
ブランド紹介
『 Health knit(ヘルスニット)』
以下、他のサイトからの引用。
ブランドのはじまり
1900年アメリカ・テネシー州ノックスヴィルで高品質なアンダーニットウェアメーカーとして誕生。
引用元:http://fashion-press.net/brands/2670
購入の経緯
先にも書きましたが、私は、Pigstyが好きで、instagramのストーリーで入荷情報をチェックしているときに見つけたのがきっかけです。
何となくカジュアルウェアとしてキレイめなグレーのスウェットが欲しかったので、「一応見に行こうかな」くらいのテンションでした。
私自身、ヴィンテージスウェットは「内側がボロボロで、極端に着丈が短く、アームホールが太い」というイメージがあり、現物を見るまでは買おうと思ってはいませんでした。
このアイテムを購入する前に「warehousue 大阪店」へ寄って、「Lot 404 フリーダムスリーブスウェット 」を購入していたくらいですからね。
スウェットは現行品がいいかな、という判断でした。
(このアイテムは別途紹介しようと思います。)
アイテムの特徴
ディテールは、こんな感じ。
サイズはL。(参考までに私は身長177㎝、体重75kgです。)
タグを見る限り、おおよそ1960年代のアイテムだと判ります。
今から50~60年前のアイテムをこの状態で着ることができること自体、何か感慨深いものがあります。ちょっとした奇跡ですよね。
正直アイテムの年代はそこまで気にしないのですが、このアイテムが発売された当時に思いをはせるのも良いですよね。
◆アメリカ
・ジョン・F・ケネディ大統領
◆日本
・高度経済成長
・東海道新幹線開通
・ビートルズ来日
・サザエさん放送開始
◆世界のファッション史
・スウィンギング・ロンドン
・モッズ・ルック
・ヒッピー
購入のポイント
実際にお店で試着してみると、もうこれは圧巻。
・ほとんどデッドに近い状態で、サイズはジャスト。
・着丈は、ヴィンテージによくみられるような「身幅に対して極端に短い着丈」でも、現行品に多い「身幅に対して長い着丈」でもなく、本当に絶妙な丈。
・ヴィンテージスウェットにみられる長いリブ。
・肩幅が大きい自分にはとても助かるラグランスリーブ、(印象を柔らかくしてくれるのでデザイン的にも好きです)
・ボリューム感があり、立ち上がるフード。
・何より生地がふわっふわ、でも、生地の表面がドライで男らしさも少し感じられるこのバランスが良い。旧式の編み機の魅力。
※デッドで買うと洗濯時にかなり縮むので注意してくださいね。
当然買わない理由もなく、速攻でレジに預けました笑
ちなみに「ラングランスリーブ」がスウェットに採用されたのは1950年代末ごろと言われています。
ということは、このアイテムは、ラグランが採用された直後のアイテムですね。
もちろん現代でも見られる縫製方法です。
クリミア戦争(1853~1856)中にイギリス軍の司令官であったラグラン将軍が考案したのものが始まりと言われています。
また単なるデザインではなく、
・セットインスリーブに比べて、肩回りにゆとりがあるため、動かしやすく、負傷者に楽に着脱ができる
・肩の部分に縫い目がないため雨がしみ込みにくい
という機能性を持っています。
取り入れ方
今の時期ならこんな感じでしょうか。
ベージュのバルカラーコートとリーバイス501に合わせたいですね。
足元はシンプルに白スニーカーです。
何にでもはまるので、持っていて要らなくなることはまずないですね。
それに、耐久性もあって多少の汚れも味にりますし、高くても一生ものとして買うのもありかなと思います。
hoodie:Health knit(ヘルスニット)
bottom:LEVI'S(リーバイス)
coat:GRENFELL(グレンフェル)
bag:OLD COACH
まとめ
古着屋で山ほどあるフーディからお気に入りの一着を探し見てはいかがでしょうか。
まさにベーシックで、生活にも、どんなワードローブにも馴染むアイテム。
手に入れれば、人生の相棒になること間違いなしです。
【愛用品備忘録Vol.2】Tailor Ring テーラドジャケット
こんにちは。Daisukeです。
今回は愛用品紹介Vol.2です。
初回のアメカジの王道「LEVI'S 70505」からうってかわり、ドレスアイテムのご紹介です。
私の冬のジャパンスタイルに欠かせないアイテムを選びました。
まずは写真をご覧ください!
購入場所
大阪の阪急梅田駅から徒歩ですぐの場所にある『Tailor Ring』で購入。
ブランド紹介
『Tailor Ring』
以下、ホームページからの抜粋
Tailor Ringは、RING JACKETが提唱するドレススタイルを
メンズ・レディースとも気軽に体感していただくため、
ディフュージョンブランドとして産声をあげたオーダースーツ専門店です。RING JACKETが長い歴史を経て作り上げてきた独自のパターンと
こだわり抜いた副資材を使用することで、軽やかな着心地を実現。
また、お客様ひとりひとりとのコミュニケーションを大事にし、
きめ細やかな採寸によって皆さまに寄り添った一品を、
一緒に作り上げていく。私たちの提案するドレススタイルを、より多くの方に感じていただきたい。
それがTailor Ringの願いです。
引用元:Tailor Ring ~大阪・梅田のオーダースーツ専門店~
購入の経緯
オーダーしたのは2年前の秋ごろだったと思います。
私は比較的胸囲が大きく、腕が長く、それでいて日本人らしい前肩なので、なかなか自分に合うジャケットが既製品には少なく、オーダーを考えるようになりました。
もともとRING JACKETが好きだったので、そこでのオーダーを考えていましたが、社会人一年目にはなかなかハードルが高いなーとしばらく足踏みをしていました。
ある日、阪急梅田駅近くでランチをしていた時にふと「Tailor Ring」が目に入り、POPを見ると高級な外観とは対照的にかなりリーズナブルなプライス!
「ring」の文字が目に入り、何か引っかかるなと調べてみるとやはりRING JACKETと関係があるではないか!というわけで、とりあえず入ってみる見ることにしました。
店員さんは、皆さんとてもやさしく、おしゃれな方ばかり。
しかも、これ見よがしなスタイルではないが、控えめな感じのスタイルがとても好印象で、安心して相談することができた覚えがあります。
ご対応くださった方は、私より年下で、私がサラリーマンとして営業担当をしていたと医療系の大学様の生徒さんでした。
医療系からテーラリングの業界に入ったその熱量を感じ、より一層買いたいな!と思いながらバンチブックを眺めていると、ひと際美しい生地が目に入り、即決でした。
あとは自分の中での王道のディテールを選び、オーダーはあっという間に完了しました!
アイテムの特徴
ディテールは、こんな感じです。
結構選べる幅はあったと思います。
これを考えてる時間が最高ですよね。
・3つボタン段返り
・サイドベンツ
・ナチュラルショルダー
・本切羽、重ねボタン(4つ)、白のナットボタン
・背抜き仕立て
・お台場仕立て(角台場)
・バルカポケット
ディテールは王道ですが、何となく革靴やバッグの色を選びたくなかったので、ボタンは白のナットにしました。経年変化も楽しみたいという気持ちもあります。
完全にあの赤嶺先生の影響です笑
それで何となく、イギリス生地を使ってイタリアっぽさをミックスさせたくて、4つの重ねボタンにしましたが、今の気分なら3つで重ねないですね。
501に武骨にスポーティーに合わせたいなって。。。
まあ、オーダーした時の気分を思い出せるので後悔はありません!
そして、私が最も気に入っているのがこの生地!!
写真では伝わりづらいですが、ブルーグレーのマイクロハウンドトゥース。
そしてケアタグにあるとおり
そう!キャメル!厳密にはベビーキャメルとのこと.....
触るとそのふわふわ感がすごい!
話を聞くと、Tailor Ringが、あの英国の伝統あるテキスタイルメーカ「Joshua Ellis(ジョシュア エリス)」にオーダーした生地とのこと。
この英国伝統のハウンドトゥースにふわふわの生地感と柔らかいジャケットの作りが上手くマッチするような気がして、生地選びは一瞬でした。
しかも柄が小さいので、無地感覚でも使えて良いんですよね。
それでいて、このブルーがかったグレーが無難になりすぎずアクセントになります。
なによりグレーのスラックスだけでなく、ジーンズとの相性も抜群。
実際に使うと、とっても軽いのに信じられないほど暖かい!
真冬でもこの上には薄手のバルカラーコートだけで済みます。
ちょっとここで、キャメルについてまとめてみました。
特徴はこんな感じ。
・優れた吸湿性、発散性 →常に乾いた状態になる性質を持っている
・優れた留熱・保温性
・優れた回復性
・生産量は羊毛のわずか0.14%程度
・ウールより細く、柔らかい
・空気を含む性質
本当に皺にもなりにくいです、豪快に脱ぎ捨てても、バッグに突っ込んでも問題なしです!(個人的に)
軽くて、暖かくて、しわになりにくく、所有欲を満たす希少性!
美しさと機能性を兼ね備えた素晴らしい生地ですね。
取り入れ方
私の好きな合わせは、こんな感じ。
最近は、リモートワークの波で、出社時も比較的ラフな感じでも問題ないので、このスタイルで行ったりもします。
ウォームビズなんても言葉もあるので、もはや何でもありですね笑
ちなみに私はチーフは必須派です。無いとなんか落ち着かないです。。。
あと、袖のボタンは1つ外す派です。
まとめ
最近、リモートワークが多くてジャケットスタイルが少ないんだよな。。。
という方はぜひ、カジュアルにも合わせられるジャケットを探してみてはいかがでしょうか。
お気に入りの生地が見つかれば、一生ものの仲間入り間違いなしです!
【愛用品備忘録Vol.1】70's LEVI'S (リーバイス) 70505
こんにちは。Daisukeです。
今回は愛用品紹介Vol.1です。
初回ということもあり、個人的に今一番好きなアイテムを選びました。
言わずと知れた名作『70's LEVI'S 70505』です。
こちら、実は購入してからそこまで経っていないのですが、間違いなく死ぬまで私の中の定番になると確信しています。
まずは写真をお見せしたほうが良いですよね。
写真で見ると明るいですが、実物はかなりどす黒く、最高の色残りをしています。
ダメージほとんどなく、最高のコンディション。
紙パッチもしっかり残っていて、サイズは44。マイサイズ。
この年代のアイテムでも、今では比較的ビッグサイズは少なくなってきてますよね。
※参考までに、私自身は、身長177cm、体重76キロです。
紙パッチの下に「HOT WASH NORMAL CYCLE-COLOR WILL BLEED-WASH AND TUMBLE ALONE. SHRINKS APPROX.3%」と書かれた白のケアタグが付いています。
これは1968年~1971年の最終のBIGEと1972年以降のsmall-eの初期にみられるディテールのようです。
そこで、胸ポケットのタブを見てみると.....
なんとブランクタブ(サークルRタブ)。
ご存じの方も多いと思いますが、このタブは、リーバイス社がタブ自体がレジスタード・トレードマーク(商標登録)であることを示すためにつけたと言われています。
ブランクタブの割合はリーバイス社によると約10%とのことですが、この当時の個体では見ることが極端に少ないような気がします。(そもそも、この時代のアイテムの流通量が少ないので当然かもしれないですが。)
また、このタブは1971年代以降にみられることから、このアイテムはBIGEからsmall-eへ移行した初期のものと推測されます。
501で言うところの66前期的な存在でしょうか。
写真で伝わらないかもしれませんが、生地感はまさに66前期です。
(まあ501の66前期は所有していないので、早いところ入手したいです...)
私の所有している『LEVI'S 70506』と生地感を比較してみました。
白飛びしてて少しわかりづらいですが、違いは明らかですよね。
70506もデッドストックから愛用しているので好きなのですが、やはりこの70505の方が色味も生地感もより好きです。
ちなみにシルエットは、70505の時代のほうがより細身です。
そのため70506は42、70505は44を着用しています。
その他のディテールはこんな感じです。
取り入れ方
個人的には、パンツはネイビーの2インタックのチノやサイドアジャスター仕様の2プリーツのグレーのスラックスに合わせるのが好きです。
4thは、細身で着丈も短すぎないので、ドレスアイテムとも相性が良い気がします。
チノの時は、グレーのスウェット(クルーネック、フーディー)、スラックスの時は、上品なネイビーなどのタートルネックニットを合わせます。
また、真冬は、上にベージュやブリティッシュカーキのバルカラーコートを合わせたりします。
まとめ
私はリーバイス初心者ですが、やっぱり古着を探すときに色々ディテールを見て、その個体の特徴を把握すると楽しいですよね。
それが自分の気に入るものだと、かなりかわいく見えてきますし、その当時の時代背景を想像してみるのも良いですね。
このアイテムは、自分の体形にぴったりで珍品ということもあり、とても愛着があります。
1st~3rdほど市場価値はないかもしれませんが、自分の中では最高のアイテムです。
ファッション遍歴
こんにちは。Daisukeです。
今回はブログの書き始めということもあり、今までのファッション遍歴を書きたいと思います。誰も興味ないかもしれませんが。。。
まあ備忘録として自分のためにも書いておこうと思います。
小学生~中学生
服に興味を持ち始めたのは、小学5年生から習いはじめたバスケットボールがきっかけです。そんな人は、他にもきっと多いはずです。
私は、バスケットのウェアの影響も大きいですが、当時かなり盛り上がりを見せていた「NIKE ID」(今は「NIKE BY YOU」なんですかね)で自分好みのバッシュをオーダーし影響が最も大きいです。
お年玉と誕生日で毎年2足ずつオーダーしては、毎日発送状況を確認していたのが懐かしいです。
エアズームフライト、エアズームブレイブを何足買ったことか笑
バッシュの配色を考えたり、NBAのチームカラーの配色を参考にするために見漁ったりしたことで、自然とファッションの色合わせを勉強していたような気がします。
NBAのユニフォームカラーって、チームによって様々で、かつビビットなカラーが多いですよね!でも消して悪目立ちすることもなく選手とその会場を彩る感じが素晴らしいなと感じます。
最近では、無難な色にとどまることが多く、この時の気持ちを思い出して、チャレンジしてみたいものです。
高校生
初めて付き合った当時の彼女と都心へ出かけ、GAPでテーラードジャケットを購入した覚えがあります。ここでようやくスポーツウェアに限らず、ファッションに興味を持ち始めました。
高校3年になると、sacaiが大好きな友人ができ、ここから本格的に沼にのめりこんで行くことになります。入口からエッジが効きすぎですね笑
その当時はsacaiのドローコードシャツは、あほみたいに値段が高く手を出してはいけないと思っていましたね。今思えば、その価格以上に価値があり、かつ、その対価をもってブランドを存続してほしいと思うほどですが。。。
そんな出会いもあり、UA、BEAMS、名古屋のJACK IN THE BOXなどで少しずつデザイナーズブランドに手を出し始めした。
大学生
東京の某私立大学に通うことになり、上京後はまずバイト先を探しました。
そうすると、たまたま家から徒歩30秒ほどのところに古着屋がOPENすることが分かり、スタッフとして働き始めました。
アパレルの勉強をして、毎日山ほど来る査定を裁く中で、より一層服にのめりこんでいいくことに。
まず東京に来て買ったものといえば International Gallery BEAMS別注のジャーマントレーナー。なんといってもこの厚いラバーソール。一時期は一軍から外していましたが、社会人になってドレスファッションやユーロヴィンテージに興味を持ち、プロダクトの良さを改めて実感しています。
【ドメブラ期】
私の大学生時代の前半のほとんどの思い出は、代官山にあります。
「代官山 O」当時はOPENされて間もないころだったと思います。
毎月のアルバイト代はほとんどここで使っていましたね。。。
オーナーの吉田さんに色々お話を聞いては、この辺りのドメスティックブランドを買っていました。
・bukht
・PHINGERIN
・NEONSIGN
・DISCOVERED
・AURALEE
・CYDERHOUSE
・crepuscule
・MIN
..................
【インポート期】
そして、東京に来てからしばらくが経って、伊勢丹メンズ館、阪急メンズ東京や
DOVER STREET MARKET GINZA などのセールに毎期参加するようになり、少しずつインポートのハイブランドやsacaiに手を出すようになりました。
・MARNI
・Maison martin Margiela
・sacai
..................
当時は学生ですから、毎回セールの行列に古着屋の先輩とならんで無理して買っていました。
しかし、その個人的なブームも終わり、毎週末高円寺で古着をひたすらディグル毎日が始まり、トラッド系のメンズドレスファッションが好きになっていきました。
【トラッド期】
・John Smedley
・Corgi
・RING JACKET
・Vanacore
・GERMANO
.........
社会人
大学時代後半から好きなメンズドレスファッションの傾向は今も変わりありません。
ただ、今はゴリゴリのドレスファッションというよりは、アメリカ/イギリス/イタリア
ものを現行/ヴィンテージを合わせて少しカジュアルに着るのが好きです。
最近はもっぱら、アいメリカ古着が好きですね。かなり遅いですが、王道のリーバイスを毎週末ひたすら漁っています。
今まで来ていたドレス系のアイテムとも親和性があって、自分のワードローブには欠かせないアイテムになってきています。
ざっくりこんな感じです。
後半はエピソードが薄めですが、その時に購入したアイテムは今も手元にありますので、今後の愛用品紹介の時にあわせて書いていくつもりです。
それでは!
続く
[rakuten:unstitch:10045265:detail]
このブログで書いていきたいこと
はじめに
管理人の Daisuke です。
このブログでは、私が昔から好きで仕方のない洋服を中心に備忘録も兼ねてご紹介していきたいと思います。
また、洋服だけでなく、靴、小物、その他日用品についても書いていければと思っています。
自己紹介
20代後半独身、通信業界で働く大阪在住のサラリーマンです。
学生時代は、東京の大学に通っていました。
大学で講義を受けた後は古着屋で働き、休日は洋服を探しに行くといった生活を4年間送り、アルバイト代をほぼ洋服につぎ込み、まさに洋服漬けのような日々でした。
それがなぜだか、今は本当に一ミリも興味のない通信、IT業界で働いています。
自分でも意味が分かりません。。。
だからこそより一層洋服が好きになったのかもしれませんが、洋服について話す機会も減ってしまったので、この場でいろいろと書いていきたいと思います。
このブログの特徴
特徴といったほどでもありませんが、自分が好きなもの、愛着をもって扱っているものを中心にご紹介していきます。
流行とかはあまり気にせず、ぐっとくるもの、ときめくものについて気楽に記事を書いていきますので、みなさんの日々の暮らしの良い変化、良いきっかけとなれば嬉しいです。