【愛用品備忘録Vol.4】USMA CREW SWEAT SHIRTS (スウェットシャツ)
こんにちは。Daisukeです。
今回は愛用品紹介Vol.4です。
今回は、私が大好きなグレーのスウェットシャツのご紹介です。
普遍的でいつの時代もカジュアルファッションを牽引する存在ですよね。
ポール・ニューマンのこの着こなしが私としては最高です。
引用元:https://therakejapan.com/special/how-to-wear-white-trousers/
もちろんモデルとロケーションによる補正もあると思います。
でもやはり、ワントーンでまとめ、スウェットシャツはジャストのサイズ感を選びつつも太いアームホールがラフさを少しだけ醸し出し、足元は少し汚れたスニーカーで外しつつもパンツの絶妙な丈と白ソックスを合わせて、どことなくきれいにまとめられているバランスが何とも言えないです。
にしてもポール・ニューマン本当にかっこいですね。
さて、今回ご紹介するアイテムは、こちら!!
「USMA CREW SWEAT SHIRTS (スウェットシャツ)」
購入場所
『Pigsty アメ村店』
以前にもお話ししましたが、RING JACKETの店員さんからお聞きして行ったのが通い始めたきっかけです。
入荷日当日に一目惚れして購入しました。
購入の経緯
私自身、実はこれ以外にロゴ入り、プリント入りのアイテムは一切持っていません。
あ、でもラコステのワンポイントロゴだけは例外です。
なぜこのバックプリントが印象的なアイテムに飛びついたかというと、キレイ目で無地のアイテムが中心だったワードローブに遊びが欲しくなったからです。
クラシックでベーシックなアイテムが好きではあったのですが、やはりギミックのきいたアイテム、独創的なアイデアにあふれたアイテム、ストーリ性のあるアイテムを着た時の高揚感を味わいたくなったんですよね。
例えば、Lacoste(ラコステ)の L1212、 L1313やJohn Smedley(ジョンスメドレー )のISIS、DORSETは毎年買い足すような定番で大好きなアイテムです。
しかし、買って家に帰って一人ファッションショーとはなりません。
絶対的に良いことが分かっているからです。
ただこのアイテムは、後でご説明しますがストーリー性があり、なんといってもインパクト抜群のロゴがあり、少し着こなしを考えさせられる危うさがたまらないんですよね。
だからこそ、家に帰って一人ファッションショーで想像を膨らませて、着こなしを考える。
この楽しみ、ワクワク感をどこか忘れていたような気がします。
服に興味を持ち始めた大学生のころの気持ちを思い出しました。
アイテムの特徴
ディテールはこんな感じ。
購入のポイント
①インパクトがあってデザイン・配色の良い可愛いロゴ
②ディテールのデザインとしての良さ(ラグランスリーブ、脇ガゼット)
③裄丈が十分にあり、着丈が短すぎない絶妙なサイズ感
④アイテムのストーリ性
ポイント解説
②ディテールのデザインとしての良さ(ラグランスリーブ、脇ガゼット)
好みは人それぞれですが、私としては「スウェットシャツ」は、その起源からスポーティーさ、軽快さを醸し出すアイテムとして使いたいと考えています。
ラグランスリーブ、脇ガゼットは、それにマッチするディテールです。
もちろんフリーダムスリーブやVガゼットなど、他にもそれを示すディテールはありますが、そのアイテムは既に持っているので、今回は持っていないという点も考慮し、これに惹かれました。
以前にも書きましたが、私自身肩幅が結構あるので、単純にラグランは使いやすいというのもポイントです。
あと、なんとなくVガゼットが入るものより街に馴染む気がするんですよね。
こてこてしすぎず、それでいてセットイン+Vガゼットなしのものより少し上品な感じ。
ミリタリーの要素もありながら、ボート競技の要素も入っているので、何となくクラススポーツを感じるとういか。。。
完全に自己解釈ですが、ちょっと上品に着たくなります。
まあVガゼット入りも持っているので、気分によって使い分けたいと思います。
ちなみに、ラングランスリーブについては、こちらの記事で言及していますので、気になる方はご覧ください。
④アイテムのストーリ性
見てのとおり、胸元に「USMA」のロゴが入っています。
「USMA」とは「United States Military Academy=アメリカの陸軍士官学校」を指します。
ニューヨーク州ウェストポイントにあるアメリカで最も古い士官学校。
その地名から、アメリカではウェストポイントと呼ばれています。
古着好きの間では「USMA」のリバースウィーブは、ボディ-やリブの生地、前Vガゼットなどの特別なディテールが採用されていることから人気を集めていますよね。
ただ、このアイテムは、その「USMA」の中でも「CREW」つまり、ボート部員用のスウェットなんです。
古着屋で見たことがないのも当然ですよね。
調べてみると「Army West Point Crew Team」というチームで、1986年から今に至るまで全米の大学のボート競技で陸軍士官学校を代表してきたそうです。
今でもホームページやFacebookなどで活動を見ることができるので、勝手に応援したくなっちゃいますよね。
寒い時期はこれを着てクラブハウスで過ごしていたのかな。。。
ハドソン川で練習に励んでいたんだろうな。。。
なんて考えてしまいます。
まあ、こんな感じでこのアイテムの背景が見えると面白く、それを理解することで愛着に深みが出てくるんですよね。
取り入れ方
シンプルにこんな感じ。
やっぱり、リーバイスのジャケットと合わせたい。
その分、パンツはきれいなもので合わせてみました。
ただ、昔のラルフローレンのチノを彷彿とさせる2インタックと都会にもなじむテーパッドシルエットを合わせ持ったBARNSTORMER(バーンストーマー)のパンツを選ぶことで、上半身の雰囲気をうまく中和させてくれます。
スニーカーは、きれいにまとめるために白スニーカを合わせたいです。
足元の印象は重要ですからね。
ポール・ニューマンの着こなしガン無視ですみません笑
jacket:LEVI'S (リーバイス)
sweat shirts :USMA CREW
bottom:BARNSTORMER(バーンストーマー)
まとめ
プリントロゴ入りのスウェットは本当に一期一会だと思います。
そしてそのプリントには何かしらの背景が必ずあります。
ロゴのデザインも重要ですが、ストーリ性に注目して選んでみるのも楽しいですよ。
古着屋に行った際はぜひ探してみてください。
私個人的には、購入前にはそのロゴの概要を調べ、家に帰ってから徹底的に調べ上げるのがおすすめです。
おいしいものは最後に食べる派なんです。
それでは!