洋服と日常

洋服屋になりたかったサラリーマンの愛用品をご紹介します

【愛用品備忘録Vol.5】A.P.C. for Ron Herman Jacket「VESTE JEAN WORK」

こんにちは。Daisukeです。

 

今回は愛用品紹介Vol.5です。

 

今回は、昨日3月13日に発売されたばかりの

A.P.C. for Ron Herman Jacket「VESTE JEAN WORK」

をご紹介します。

 

愛用歴1日ですがお許しください笑

 

早速ですが写真をご覧ください!!

 

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A.P.C. for Ron Herman Jacket「VESTE JEAN WORK」

 

購入場所

ロンハーマン 大阪店』

ロンハーマンで購入したのは、これが初めてです。

セレクトショップでいうと「BEAMS HOSUE」など、どちらかというとドレスよりのアイテムを購入することが多かったので、あまり縁がありませんでした。

今回は欲しいと思ったアイテムがたまたまロンハーマン別注だったというわけです。

でもこういう機会がきっかけで、今まで行かなかったショップの良さを知ったりするんですよね。

 

ブランド紹介

APCアーペーセー)』

言わずと知れたフレンチベーシックを体現するブランドですよね。

細かいことは語りませんが、いずれのプロダクトも「身に着ける人を主役として、その良さを引き立てる」といった印象があります。

ワードローブの縁の下の力持ちになるアイテムが多いような気がします。

今回の購入品は、ロンハーマン別注のアイテムになります。

 

 

以下、他のサイトからの引用。

www.fashion-press.net

 

アイテムの概要

以下のとおり、公式サイトのニュースリリースで紹介されています。

APCのインラインの「VESTE JEAN WORK」の別注品です。

 

ronherman.jp

 

購入の経緯

SNSでこのアイテムの発売を知ったのがきっかけです。

LEVI'S 501 ブラックデニムに合わせるブラックのジャケットを探していたんです。

「SHINYA」というブランドの「Abigail」をどうしても手に入れたかったのですが、即完売で購入できず、悩んでいた頃に見つけました。

 

もちろん「Abigail」は次回販売時にリベンジします。

本当にデザイナーの方のこだわりが詰まったアイテムで、最高の生地と縫製でミリタリーを上質なリアルクローズに落とし込んだ至高のアイテムだと思っています。

アイテムの概要はこちらです。

shinya-official.com

 

話はそれましたが、そんなわけでたまたま見つけたわけです。

 

アイテムの特徴

ディテールはこんな感じ。

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A.P.C. for Ron Herman Jacket「VESTE JEAN WORK」

購入のポイント

① 2nd TYPE のような面構え、それでありながらフレンチっぽさを感じさせる襟型と少し細長いボディー

②光沢感のあるブラックのコットン100%の高密度のウエポン生地

③目立たないサイドポケット

 

ちなみに補足ですが、「ウエポン生地」とは「アメリカのウエストポイントにある陸軍士官学校の制服に由来する生地」です。「weapon」が由来ではないのです。

偶然ですが、前回の記事とつながりますね!!

 

生地の規格については、以下のとおり。

その規格は綿コーマ糸使いで、経糸36s/2、緯糸25s/2、40インチ、密度108本×60本/インチの綾織物である。シルケット加工をかけ、光沢を出した高級感のある織物です。米国ではこの規格の織物をユニフォームツイルといい、高級作業服、運動服に使われている。
日本では昭和30年代の後半から40年代にかけてこの織物がブームを起こし、高級ワーキングウェア用生地の定番品となりました。

引用元:https://www.nomura-tailor.co.jp/corporate/shop-blog/special/materials/3579/

 

 

ポイント解説

① 2nd TYPE のような面構え、それでありながらフレンチっぽさを感じさせる襟型と少し細長いボディー

ここ1、2年でクラシックの世界でもブラックが取り入れられ始めていますよね。

最近、1980年代に流行した「フレンチアイビー」に興味があり、「ブラック&ホワイト」などの、モノトーンスタイルにチャレンジしてみたくなったんです。

また、2年前に旅行で行ったパリで、現地の方がブラックのアイテムをカッコよく着こなしているのを思い出し、より一層その気持ちは強くなりました。

 

ただ、これまでブラックは断固拒否でした。

パリでもブラックの良さを実感しましたが、さらにダメ押しとなる出来事が最近ありました。

ある日、前述の「SHINYA」のデザイナー竹田さんのブラックの「Abigail」をお店で試着させてもらった時に、私から「他の色はありますか?」とお聞きした際に「ないですよ、ただ日本人は髪が黒いですから似合うと思いますよ」と言われたんです。

ごく当たり前のことかもしれませんが、洋服を日本人が着るうえで非常に大事な点ですよね。

単に西洋の文化を取り入れるのではなく、それを着る側の特徴をしっかり理解すべきですよね。

「手足の長さ」や「肩に対する腕の付き方」などは、インポートものを買ううえで、注意していたのですが、髪の色までは意識してこなかったので新鮮な体験でした。

 

そんなわけで、ブラックを着てみようという気になったのです。

このアイテムは、華奢な襟に細長いボディー、そこに武骨なワークデザインがうまく混ざっている気がして、どこかフェミニンなフレンチの要素をもっている雰囲気が気に入りました。

 

デニムジャケットは短丈のほうが好きですが、ブラックやホワイトのジャケットの場合はワークウェア感が強調されてしまいますので、街に馴染む少し長めの丈のほうが好きです。

 

②光沢感のあるブラックのコットン100%の高密度のウエポン生地

写真越しで見ても最高だと思いました。

ウエポン生地ならではの光沢感はもちろんのこと、そのタフさが好きです。

私としては、道具としての要素も重視して、洋服にある程度の機能性を求めます。

また、着るたびに体に馴染み、独特のとろみが出てくるので、そういった経年変化を楽しめる点もポイントです。

もちろん家に帰って速攻洗濯機にぶち込みました。

皺のない状態で着るのが恥ずかしいので。

この洗濯の時間が好きなんですよね。

洗濯して初めて自分のものになった気がするんです。

 

③目立たないサイドポケット

実はこの点は重要で、このミニマルでフェミニンなディテールではポケットは目立ってほしくない、でも単なるヴィンテージのワークウェアではなくタウンユースを目的としているアイテムなのでポケットが欲しいと思ってしまうからです。

例えば、この見た目に、LEVI'S 70506や70507のようなポケットの付き方であればデザインがくどくて買おうとは思わなかったと思います。

 

取り入れ方

フレンチアイビーな着こなしではないですが、こんな感じ。

もともと合わせたかったLEVI'S 501 ブラックデニムと前回ご紹介したUSMAのスウェットシャツに合わせています。

デニムは1インチ折り返すのがマイルール。

パンツとインナーはアメリカっぽくラフですが、ジャケットとパンツでミニマルに中和しているつもりです。

普段から地味な色合わせが多いので、この春は色物にチャレンジしてみたいなーと思っています。

おじさんと言われてしまうことも多いので笑

 

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A.P.C. for Ron Herman Jacket「VESTE JEAN WORK」

jacket:A.P.C. for Ron Herma(アーペーセー

sweat shirts:USMA

bottom:LEVI'S(リーバイス

shoes:brightway(ブライトウェイ)

bag:MARNI×PORTER(マルニ×ポーター)

 

まとめ

今回ご紹介のアイテムは、現在販売中ですので、気になる方は店頭へ行ってみてください。

参考までに私は身長177cm、体重75kgでサイズLを着用しています。

もともと高密度の生地なので、洗い縮みはそれほどなく、むしろ、体に馴染んでくるだろうと思いジャストサイズを選びました。

ブラックが今の気分だ!!という方はぜひ!!

それでは!!